2011年12月31日

11月の読書記録

10月はすっ飛ばしてしまいました・・・

11月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2518ページ
ナイス数:18ナイス

タイムスリップ聖徳太子 (講談社ノベルス)タイムスリップ聖徳太子 (講談社ノベルス)
前作から引き続き、歴史改変というか偽史物の本作。もはやタイムスリップシリーズの登場人物のポジショニングがよく分からなくなってきたが、鯨統一郎の偽史日本史は(別のシリーズでもいいので)もっと読んでみたい気がする。
読了日:11月25日 著者:鯨 統一郎


アオイホノオ 7 (ゲッサン少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)アオイホノオ 7 (ゲッサン少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
岡田斗司夫が面白すぎて凄すぎて、笑いが止まらなくなったwww
読了日:11月18日 著者:島本 和彦


天井裏の散歩者 幸福荘殺人日記(1) (講談社文庫)天井裏の散歩者 幸福荘殺人日記(1) (講談社文庫)
表紙のイラストから軽めの折原一を想像していたら、思ったほどは軽くない折原一だった(笑)。それにしても、講談社から出すなよ!www
読了日:11月16日 著者:折原 一


独裁者の城塞 新しい太陽の書 4 (ハヤカワ文庫SF)独裁者の城塞 新しい太陽の書 4 (ハヤカワ文庫SF)
最終巻は評判通りのSF的展開が繰り広げられるが、多分再読しないとまだ本当の凄さは話からない気がする。それでも、プリーストばりの世界構造が明らかになるアッシュ氏との対話は圧巻。
読了日:11月13日 著者:ジーン・ウルフ


謎解きはディナーのあとで 2謎解きはディナーのあとで 2
面白いのは面白いのだが、やっぱり東川篤哉の作品はもっと馬鹿が出てこないと(笑)。ドラマ版は演出過剰であまり好きではないが、それでも風祭警部が小説以上の馬鹿っぷりを発揮してくれて楽しい(イメージは全然違うけど)。
読了日:11月13日 著者:東川 篤哉


荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)
荒木飛呂彦の愛に溢れるホラー映画ガイド。ホラーはどちらかというと苦手だけど、この本を読むと紹介されている全ての映画を観てみたくなる。
読了日:11月08日 著者:荒木 飛呂彦


警士の剣(新装版 新しい太陽の書3) (ハヤカワ文庫SF)警士の剣(新装版 新しい太陽の書3) (ハヤカワ文庫SF)
三巻も前半はつらかったが、後半のテュポーンの古代の町や、タロス博士とバルダンダーズの正体が明らかになるくだりには引き込まれた。
読了日:11月03日 著者:ジーン・ウルフ


進々堂世界一周 追憶のカシュガル進々堂世界一周 追憶のカシュガル
御手洗潔の快刀乱麻の謎解きを期待したら、普通にイイ話だった。でも一番心に響いたのは、あとがきで語られた震災のエピソードでした。
読了日:11月03日 著者:島田 荘司

2011年11月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
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2011年10月30日

9月の読書記録

9月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2652ページ
ナイス数:18ナイス

【新版】内藤忍の資産設計塾 外貨投資編 (資産設計塾シリーズ)【新版】内藤忍の資産設計塾 外貨投資編 (資産設計塾シリーズ)
資産運用にいますぐ活用出来るかどうかはともかく(円高で死にそう・・・)、個人的には投資という観点から世界経済の基本を理解するのに役立った。
読了日:09月30日 著者:内藤忍


調停者の鉤爪(新装版 新しい太陽の書2) (ハヤカワ文庫SF)調停者の鉤爪(新装版 新しい太陽の書2) (ハヤカワ文庫SF)
新しい太陽の書の続き。SFっぽいガジェットがチラホラ。唐突に作中作が登場したりして、多分何らかの伏線になっていると思われるのだが、あまりにも伏線らしきものが多くて、最終的に何がどう決着がつけられるのか心配になってくる(笑)
読了日:09月30日 著者:ジーン・ウルフ


逆光〈下〉 (トマス・ピンチョン全小説)逆光〈下〉 (トマス・ピンチョン全小説)
スゴイものを読んだ気がするが、それをどう表現して良いのか分からない。正直読むのはしんどかったけど、でも楽しんで読んでいたのも事実。軸はトラバース家の物語と思って読んだのだが、それでも家族それぞれの物語が別々に存在して、複雑に絡み合っている。一方で下巻になって<偶然の仲間>のメタ存在化がますます進行。読了した感想は「訳が分からないよ!」。アルファがベータしてカッパらった、みたいな。
読了日:09月25日 著者:トマス ピンチョン


ブラウン神父の醜聞 (創元推理文庫 110-5)ブラウン神父の醜聞 (創元推理文庫 110-5)
細々と読んでいた「ブラウン神父」シリーズはこれでコンプリート。「ポンド氏の逆説」を読んだ後だから思うが、本書の作品も逆説に溢れている。「古書の呪い」は「んなアホな!ww」という感じでおもしろかった。
読了日:09月14日 著者:G.K.チェスタトン


水魑の如き沈むもの (ミステリー・リーグ)水魑の如き沈むもの (ミステリー・リーグ)
このシリーズの長編はやはり読みごたえがある。中盤に来るまで事件は起きないのだが、全く飽きさせない。ところでさぎりの名前が出てくるのだが、「厭魅の如き憑くもの」の事件との時系列がどうなっているのか、気になった。
読了日:09月11日 著者:三津田 信三


メルカトルかく語りき (講談社ノベルス)メルカトルかく語りき (講談社ノベルス)
相変わらずメルカトルは最悪だwww どの作品も開いた口がふさがらない(笑)驚愕のラストが待っている
読了日:09月05日 著者:麻耶 雄嵩

2011年9月の読書メーターまとめ詳細
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2011年10月07日

【追悼】スティーブ・ジョブズを偲ぶ

 この喪失感は何なのだろうか。

 ジョブズに会ったことも直接見たこともない。
 ジョブズに憧れていたわけではないし、ジョブズみたいになりたい訳でもない。
 もちろん、彼の元で働きたいとも思ったこともない。

 ただ、ジョブズが産み出した製品には、いつも憧れていた気がする。

 たぶん中学の時にApple IIに出会ったのが最初。
 月刊マイコンやASCIIといった雑誌で知ったのが始めだと思うが、なんと金持ちの友人がApple IIを買ったというので、家に遊びに行っていじらせてもらった。Star Trekゲームで遊んだ記憶がある。
 たぶんその頃から秋葉原通いが始まった。
 「グレープ」や「オレンジ」という名の、Appleクローンだかなんかだ良く分からない謎のマシンですら、憧れだった。
 その後発刊されたログインという雑誌で、次々に紹介される魅力的なAppleゲームの数々を、指をくわえて眺めていた。
 ちなみに最初に買ってもらったパソコンはPC-6001。Apple IIと似た裏技でカラーが表現出来るマシンで、Choplifter などAppleのゲームもいくつか移植されていた。

 Macintoshが発売された時も、秋葉原のラジオ会館で触ってみた。でもこの時はまだMacよりAppleが欲しかった。同時期に出ていたApple IIcはデザインもカッコよくて無茶苦茶欲しかったけど、購入には至らず。

 ようやくApple製品が自分のものになったのは大学に入ってしばらくたってからだった。
 研究室にMacintosh IIが置いてあって、SimCityとかで遊んでたのだが、そんな頃ラッキーなことに、知り合いから中古のMacintosh Plusをタダで譲り受けた。そこから僕のMac人生が始まる。
 その時ジョブズはすでにAppleにいなかったのだが、そんな折り彼はNeXTを発表した。Machカーネルを採用したOS,Display Postscriptなど、魅力的な技術が満載だった。そしてあのキューブ。
 ある日隣の研究室にNeXTが導入され、ずらりと並ぶブラックのキューブがむちゃくちゃクールでうらやましかった。
後年ジョブズがアップルに復帰した時も、実はジョブズ本人の復帰よりも、NEXTSTEPが次期MacOSになるだろうという予測に興奮した。

 その後社会人となり、初めて自分のお金でMacintosh LCを購入して以来、ほぼ3年置きにMacを買い替え今に至る。
 iPodやiPhone、iPad、AppleTVは言うまでもない。

 こうして僕の今までの人生に、比較的長いスパンで様々なジョブズの製品が関わっているのだが、実はその大半は製品自体を所持していない、いわば"憧れ"だけの時間だったように思う。
 冒頭に書いたようにジョブズ本人に憧れていたのではないのだが(だいたい彼のプレゼンテーションを目にすることが出来るようになったのは、インターネットが普及してからだ)、"憧れ"の向こうには必ずジョブズが透けて見えていた。
 "憧れ"の対象となったモノの正体は正直よく分からない。ユーザー・エクスペリエンスとかイノベーションとか、抽象的だけどもっともらしい言葉で説明出来るのかもしれないが、それらは一面を切り取ったものでしかない気がする。

 ジョブズの死がどうしてこんなにも僕に喪失感を与えるのか、ここまで書きながら結局答えは見いだせていない。
 ツイッターでは感謝の言葉をつぶやいたものの、ジョブズに対して「ありがとう」というのも、なんかおこがましいというか、違うような気がする。
 それでも感謝する以外、この喪失感に対処する方法はなかったのだが。


 ジョブズのもう一つの顔、ピクサーのジョブズが僕は好きだ。
 あれだけの才能の集団を率い、彼らがクリエイティビティを発揮し、芸術的な作品を産み出す環境を作り上げたのは、素晴らしいことだと思う。
 「ピクサー・ストーリー」を観た印象では、ピクサーに関してはジョブズは主に環境作りに専念していたのかと思っていたのだが、どうやらそうでもなかったらしい。

ジョブズは、『白雪姫』みたいに映画は何十年経っても見続けるもの。たった1個のその海藻によって夢から覚めちゃう。それによって急にシラけちゃう。そんなものでお前はルーインしちゃっていいのか、ということを言ったっていうんです。ジョブズ退任でアップルはどうなる? - ガジェット通信



 MacもiPodもiPhoneも、形あるものはいつか壊れる。でもこれら製品の存在は何十年も語られ、形の無い何かは残り続ける。
 ジョブズはそういう製品を作ってきた。
 彼は形の無い残り続ける何かを理解し、彼の製品に吹き込み続けてきたのだ。


2011年10月10日
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2011年09月25日

8月の読書記録

読書ペースが落ちているのは、明らかに「逆光」の所為(笑)

8月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2761ページ
ナイス数:13ナイス

拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫SF)拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫SF)
冒頭の独白が退屈だったのでなかなか読み進められなかったが、中盤<城塞>から主人公が旅に出るあたりかが、世界が一気に広がり、物語が加速度的に面白くなる。中でも「植物園」の章はまさかのカフカ的世界で、更に読書欲を掻き立てられる。これは面白い、続きが楽しみ。
読了日:08月31日 著者:ジーン・ウルフ


イグジステンズ (竹書房文庫)イグジステンズ (竹書房文庫)
映画はまだ観ていないが、いつものクローネンバーグであることは容易に想像出来る。内蔵系ガジェットである必然性ないし(笑)。ノベライズが驚きのプリーストで、「ドリームマシン」と何となく重なるし、更に言うとディックっぽい。逆にクローネンバーグ的には、似たテーマを扱っている「ヴィデオドローム」と比べるとあからさまにSF寄りな設定なので、現実崩壊的なインパクトは弱い。映画を観ると印象は違うのかもしれないけど。
読了日:08月19日 著者:クリストファー プリースト


豆腐小僧その他 (角川文庫)豆腐小僧その他 (角川文庫)
出オチ豆腐小僧には笑った。後半に収録されてる京極版狂言、落語もとても良い。クオリティの高い笑いが粒ぞろいの作品集。
読了日:08月19日 著者:京極 夏彦


アインシュタイン交点 (ハヤカワ文庫SF)アインシュタイン交点 (ハヤカワ文庫SF)
メタファーにつぐメタファーで、ジョイスだったりボブ・ディランだったりビートルズだったり、一読よく分からない。グーグル先生にお世話になりながら、また読んでみるか。
読了日:08月14日 著者:サミュエル・R. ディレイニー


成吉思汗の秘密 新装版 (光文社文庫)成吉思汗の秘密 新装版 (光文社文庫)
ジンギスカン=源義経説は知っていたが、実際にどういう説があるのかは知らなかったので、興味深い内容だった。必ず解決出来る小説中の事件と違い、恐らく誰も証明出来ない歴史上の謎に探偵が挑むというのは、考えてみると途方もなくチャレンジングな試みだと思う。
読了日:08月09日 著者:高木 彬光

逆光〈上〉 (トマス・ピンチョン全小説)逆光〈上〉 (トマス・ピンチョン全小説)
ようやく上巻読了。まったく何と形容して良いのやら、紹介するのがえらく困難。強いて表現すると「空想科学冒険少年陰謀家族小説」(ありゃ、ほぼ帯のままだ)。確かにピンチョンにしては読みやすいかもしれないが、登場人物は多いしストーリーは交錯するし訳分からん。いや、面白いんだけどね(笑)。テトリスネタは素で笑える。途中で「え、こいつ誰だっけ」というのが多かったので、山形浩生氏のサイトであらすじを確認しながら読んでいる。
読了日:08月07日 著者:トマス ピンチョン

読書メーター
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2011年08月28日

7月の読書記録

7月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2339ページ
ナイス数:19ナイス

カーの復讐 (講談社文庫)カーの復讐 (講談社文庫)
タイトルだけ見た時に、思惑通り騙されて、てっきりディクスン・カーの話かと思ってた(笑)。昔読んだ少年向けのルパンや乱歩を思い出しながら楽しんだ。
読了日:07月30日 著者:二階堂 黎人


GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)
作者のことだから、バッドエンドとは行かなくとも、素直にハッピーエンドになるとは思っていなかったが、ここまで真っ正面の大団円になるとは予想外だった。ファンタジーの世界からマテリアル・ワールドへ。これは「赤朽葉家の伝説」と同じテーマ。GOSICKもまた、もう一つのビューティフル・ワールドの物語なのだろう。
読了日:07月26日 著者:桜庭 一樹


法月綸太郎の本格ミステリ・アンソロジー (角川文庫)法月綸太郎の本格ミステリ・アンソロジー (角川文庫)
ウディ・アレン、ジョン・スラディック、ボルヘスなど、編者のセレクションがいちいちツボにハマる。なかでも中西智明「ひとりじゃ死ねない」は素直に面白かった。
読了日:07月22日 著者:法月 綸太郎


GOSICKVIII上‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)GOSICKVIII上‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)
いよいよクライマックス。登場人物が離れ離れになり、それぞれの境遇で戦争に巻き込まれていく様子が描かれる。制服を着て学園を後にするヴィクトリカのシーンは、なかなか泣ける。
読了日:07月12日 著者:桜庭 一樹


ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)
傑作。人の意識に対する考察やWatchMeの様なガジェットは新しいものではないが、社会や人間の生のリアリズムへ対するアプローチが、伊藤計劃ならではだと思う。キャラクターや舞台仕立てがルーガルーを連想させて、どうしても頭から離れなかったのがなんか悔しい(笑)。神林長平がPascalで、伊藤計劃がマークアップ言語なのに時代を感じたりして。
読了日:07月08日 著者:伊藤 計劃


内藤忍の資産設計塾 実践編 ―自分も資産も成長する新・資産三分法内藤忍の資産設計塾 実践編 ―自分も資産も成長する新・資産三分法
読了日:07月05日 著者:内藤 忍


ポンド氏の逆説 (創元推理文庫 (110‐9))ポンド氏の逆説 (創元推理文庫 (110‐9))
文字通り、数々の逆説が楽しめる短編集。いずれも、ポンド氏が逆説を口にする⇒それにまつわる過去の事件が語られる⇒逆説的な解決が行われる、という定型フォーマットで語られるので、最初何が起きているかさっぱり分からないブラウン神父シリーズより、読みやすかった。
読了日:07月03日 著者:G.K.チェスタトン


囮物語 (講談社BOX)囮物語 (講談社BOX)
ネタをマジにしてしまうのが西尾維新。セカンドシーズンになって、色々伏線は張っているものの、ストーリーは各ヒロインの一人語りに近く若干散漫な印象があったが、囮物語で一気にラストに向けて照準を絞り込んできた。それはそうと、今更ながら『傾物語』『花物語』『囮物語』にだけ、「化」の文字が含まれているのに気付いた。『猫物語』は別としても、何故この三作以降は「化」でないのか、次の『鬼物語』を読むと、仕掛けが分かるのだろうか。
読了日:07月02日 著者:西尾 維新

読書メーター
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2011年07月25日

6月の読書記録

6月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2599ページ

館島 (創元推理文庫)館島 (創元推理文庫)
創元で館物で東川篤哉となれば、期待は高まる。おバカ丸出しの主人公と女探偵の掛け合い、大ボケお嬢様はいつもの東川篤哉。最後まで安心して楽しめた。ただ・・最初の方に出てきた見取り図と館の描写を読んだ瞬間に、ほぼトリックと館の建設意図が読めてしまった。この謎解きは早めになされて、次の新たな謎が提示されることを期待したのだが、そこだけが残念。
読了日:06月26日 著者:東川 篤哉


涼宮ハルヒの驚愕(後) (角川スニーカー文庫 168-11)涼宮ハルヒの驚愕(後) (角川スニーカー文庫 168-11)
分裂した世界の構造が、小泉に解説してもらうまでもないぐらい意外と素直な構造だったりするのは、涼宮ハルヒならではか。後編は展開もスピーディーだし、小泉が熱いし、大人ハルヒで和むし、国木田の思わぬ告白とか、サービスてんこ盛り状態で、楽しかった。例によってまた伏線を張りまくっていそうなエピローグだったので、間を置かずに新刊が出ることをせいぜい期待したいwww
読了日:06月23日 著者:谷川 流


涼宮ハルヒの驚愕(前) (角川スニーカー文庫 168-10)涼宮ハルヒの驚愕(前) (角川スニーカー文庫 168-10)
もう前作忘れているけど、無問題。多分意図的にキャラクターの紹介を差し込んであるので、読んでいくうちに何となく思い出した。佐々木の口調とイラストの美少女がマッチしてないのも思い出したww やや展開が緩慢な気がしないでもないが、前編だし、前作を思い出しながらストーリーの流れに乗るには丁度よいかも。
読了日:06月20日 著者:谷川 流


アオイホノオ 6 (ゲッサン少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)アオイホノオ 6 (ゲッサン少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
そうそう、僕の場合大友克洋は「気分はもう戦争」で知ったけど、まさかSFを描く人とは全く認識しなかった。いよいよ次回「完全にどうかしてしまっている人」岡田斗司夫が登場か。庵野監督も相当変人だと思っていたが、これを読むとオタキングが遥かに凌駕している気がするwww そして、矢野健太郎の自慢漫画が、ガチで自慢漫画で笑った。
読了日:06月18日 著者:島本 和彦


私たちが星座を盗んだ理由 (講談社ノベルス)私たちが星座を盗んだ理由 (講談社ノベルス)
物理でない北山の短編集。「妖精の学校」や「終の童話」の描写は、初期北山猛邦のファンタジー的側面が垣間見えて嬉しい。物理も良いけど、酸性雨が降り続ける世界感が好き(笑)
読了日:06月18日 著者:北山 猛邦


バビロン 空中庭園の殺人―古代文明ミステリーファイル (ノン・ポシェット)バビロン 空中庭園の殺人―古代文明ミステリーファイル (ノン・ポシェット)
歴史上の謎と現在のミステリが交錯する歴史ミステリ、かと思ったら、バビロン空中庭園の消失事件自体も創作とのこと。もっと知識があれば、史実とフィクションの混ざり具合を楽しめたかもしれない。
読了日:06月15日 著者:小森 健太朗


六蠱の躯  死相学探偵3 (角川ホラー文庫)六蠱の躯 死相学探偵3 (角川ホラー文庫)
今回はホラー要素は薄いが、「占星術殺人事件」のオカルト的オマージュというテーマ設定に痺れた。一方でギャグ要素は順調に拡大。曲矢刑事までwww 
読了日:06月10日 著者:三津田 信三


四隅の魔  死相学探偵2 (角川ホラー文庫)四隅の魔 死相学探偵2 (角川ホラー文庫)
前半のホラー描写がなかなか怖くて良い。ラスト付近でのいかにもホラー映画的なシーンもツボ。弦矢俊一郎もやった主人公らしくなってきて、安心して楽しめた。が、基本線はホラーだと思って読んでいると、僕との絡みや祖母との掛け合いが妙にギャグ風味で、「え、ここって笑っていいとこ?」的な戸惑いがあるのが否めない(笑)
読了日:06月08日 著者:三津田 信三


【新版】内藤忍の資産設計塾─あなたとお金を結び人生の目標をかなえる法【新版】内藤忍の資産設計塾─あなたとお金を結び人生の目標をかなえる法
再び資産運用の勉強。表紙が作者のドヤ顔だったで敬遠していたのだが(笑)、実は資産運用の基本がよく分かる良書であった。
読了日:06月05日 著者:内藤 忍

読書メーター
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2011年06月14日

5月の読書記録

5月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2869ページ

GOSICKsIV‐ゴシックエス・冬のサクリファイス‐ (角川文庫)GOSICKsIV‐ゴシックエス・冬のサクリファイス‐ (角川文庫)
平和な学園にも、いよいよ世界の不穏な空気が。そんな中、ブロワ警部と灰色狼・ヴィクトリカ中心の回想が描かれる。いよいよ次巻から最終話。アブリルがこれで退場だと面白くないけど、どうなるのだろうか。
読了日:05月31日 著者:桜庭 一樹


殺人喜劇の13人 (講談社文庫)殺人喜劇の13人 (講談社文庫)
登場人物が多くてなかなか覚えられない上に、前半の大学生の独白調がイタくってちょっと読むのに苦労した。後半森江春策登場からは、複雑な事件の謎解きで大いに楽しめた。
読了日:05月28日 著者:芦辺 拓


キッド・ピストルズの醜態キッド・ピストルズの醜態
「だらしない男の密室」のマザーグースの詞は、子供の時読んで結構強烈なインパクトがあったので、よく覚えている。ミステリになってしまうと身も蓋もないけどww 
読了日:05月22日 著者:山口 雅也


十三の呪  死相学探偵1 (角川ホラー文庫)十三の呪 死相学探偵1 (角川ホラー文庫)
カバーのせいかもしれないけど、何となくラノベっぽい感じで、さらっと読める。でも地名や人物名が他の作品とオーバーラップしているので、やはりこれも三津田信三ワールド。主人公があまりにも無愛想なので、主人公としてやっていけるか心配だww
読了日:05月19日 著者:三津田 信三


殺意は必ず三度ある (ジョイ・ノベルス)殺意は必ず三度ある (ジョイ・ノベルス)
今回もバカ(褒め言葉)。生徒会長も大活躍。そして思いもかけない大トリック的トリックにびっくり。それにしても、従来のカバーの上に、更に「放課後はミステリとともに」のイラストレーターのカバーをかぶせるとは、やるねえww
読了日:05月17日 著者:東川 篤哉


リトル・シスターリトル・シスター
村上訳のチャンドラーは、殊更村上春樹を意識せず、チャンドラーとして素直に読めるので、良い訳なのだと思う。そのそも村上春樹の文章とチャンドラーの文章のシンクロ度合いが高いのかもしれない。「かわいい女」は多分読んでいなかったと思うので、「The Little Sister」は本書が初読。そのためなのかもしれないが、確かにいくつか読んだチャンドラー作品に比べて、プロットがこねくり回されていて分かりにくい気がした。まあでも、マーロウは相変わらずカッコいい。
読了日:05月16日 著者:レイモンド・チャンドラー


学ばない探偵たちの学園 (光文社文庫)学ばない探偵たちの学園 (光文社文庫)
鯉ヶ窪学園探偵部シリーズは「放課後はミステリとともに」で初めて読んだのだが、本編の方も期待通り面白かった。放送部の佳代子さんと生徒会長が良いww 何人かの登場人物がかぶっていたりして、「放課後は・・」との関係も気になる。
読了日:05月12日 著者:東川 篤哉


新・日本の七不思議 (創元推理文庫)新・日本の七不思議 (創元推理文庫)
いくつかの短編では「邪馬台国はどこですか?」で語られた説を、今の時点で改めて振り返って検証するという、「邪馬台国はどこですか?・リローデッド」とでも名付けたくなる短編集。それにしてもデレ期に突入した早乙女静香は、目も当てられないよ!www
読了日:05月07日 著者:鯨 統一郎


クトゥルー神話全書 (キイ・ライブラリー)クトゥルー神話全書 (キイ・ライブラリー)
クトゥルー神話がラブクラフト・サークルの作家を中心に、どのように形作られていったかよく分かる。40年前の本で、いくつかの点で事実誤認があったりするところが、神話の中の本らしくて良い。巻末のクトゥルルー用語日本語訳一覧が、何気に面白い。
読了日:05月04日 著者:リン・カーター

読書メーター
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2011年05月28日

4月の読書記録

4月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2072ページ

超簡単 お金の運用術 (朝日新書)超簡単 お金の運用術 (朝日新書)
資産運用の勉強中。結論から書いているという宣伝文句で読み始めたのだが、本当に結論からズバリ書いている
読了日:04月29日 著者:山崎 元


サイモン・アークの事件簿U (創元推理文庫)サイモン・アークの事件簿U (創元推理文庫)
あんまりオカルトっぽくないけど、さくっと読めて好き。最初サイモン・アークが年を取らないのはブラフだと思っていたのだが、作中でガチであることを明示しているのが面白い。とはいってもストーリーには全く関係なかったりするけど
読了日:04月28日 著者:エドワード・D・ホック


花物語 (講談社BOX)花物語 (講談社BOX)
化物語シリーズで一番得体がしれないキャラが、実は一番普通のキャラだった。阿良々木くんがニュービートル運転するより、ガッカリだよ!ww この後半シリーズでちょくちょく出てくる性別不明の忍野扇。この後の伏線になるのだろうか。なんて考えながら、次も稀代、じゃなくて期待。 
読了日:04月21日 著者:西尾 維新


孔雀狂想曲 (集英社文庫)孔雀狂想曲 (集英社文庫)
冬狐堂シリーズで読んだ時はおっさんのイメージで読んでいたのだが、実は結構若かったwww 冬狐堂シリーズと同様の裏世界が垣間見えたりするのだが、雅蘭堂・越名集治のキャラのせいか、冬狐堂シリーズよりゆるい感じで読むことが出来る。
読了日:04月20日 著者:北森 鴻


怪人二十面相・伝〈PART2〉 (小学館文庫)怪人二十面相・伝〈PART2〉 (小学館文庫)
青銅の魔神のトホホ感が、堪らなく良いwww。初代明智小五郎が二十面相への憧れを語るシーンを読むと、本編とは違うけど、やはりこの小説の明智は憎めないな、なんて思う。やっぱ、映画版の明智はないわwwwラストで二十面相がバットマンになったのもびっくりしたけど。
読了日:04月13日 著者:北村 想


GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)
ラスト前の急展開、かと思いきや、いつも通り謎を解いて穏やかな終わり方だった。コルデリアの過去が明かされ、久城とヴィクトリカのストーリーにも今までより関わってきそう。踊り子コルデリアのキャラが、若干イメージと違うがwww
読了日:04月09日 著者:桜庭 一樹


しらみつぶしの時計 (ノン・ノベル)しらみつぶしの時計 (ノン・ノベル)
表題作や「盗まれた手紙」といった、これぞパズラー的な短編が好み。でも「猫の巡礼」みたいな物語も、なぜか法月綸太郎っぽい感じがして好き。
読了日:04月07日 著者:法月綸太郎

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2011年04月24日

3月の読書記録

3月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:4062ページ

ダブル・ジョーカーダブル・ジョーカー
ジョーカー・ゲーム続編。D機関に翻弄される人びとの話が中心だが、表に出てこないD機関と結城中佐の全能感と存在感が満載で痺れる。ラストではD機関ですら阻止出来なかった第二次大戦に突入してしまうわけだが、無茶苦茶面白いので、続編を出して欲しい。
読了日:03月31日 著者:柳 広司


作者不詳 ミステリ作家の読む本 (下) (講談社文庫)作者不詳 ミステリ作家の読む本 (下) (講談社文庫)
下巻も力作ぞろいで「朱雀の化物」にはやられた。ラストの作者名の謎解きを読んでいる時に、実はこれはバカミスだったのではないかという気になったのだが、広い意味でバカミスと言えないこともないこともない
読了日:03月29日 著者:三津田 信三


キッド・ピストルズの最低の帰還キッド・ピストルズの最低の帰還
安定して面白い。マザーグース全制覇してほしいwww
読了日:03月27日 著者:山口雅也


作者不詳 ミステリ作家の読む本 (上) (講談社文庫)作者不詳 ミステリ作家の読む本 (上) (講談社文庫)
作者=主人公のこのシリーズ、作中作の短編小説を読みながら推理を進めていくという、ホラーに加えてメタフィクショナルな仕掛けを楽しめる出来。刀城言耶シリーズと微妙にオーバーラップしていたりするのも楽しい。ホラーとしては、「子喰鬼縁起」を読んだ後の火曜日が怖かった。
読了日:03月24日 著者:三津田 信三


貴族探偵貴族探偵
これまたなんと斬新なww でも貴族探偵だから仕方ないwww 最初はキャラ的にイマイチかと思っていたが、「春の声」のハイソな人たちの中での会話は光っていた。貴族社会の中での事件を中心にしてくれると、面白いかも。
読了日:03月20日 著者:麻耶 雄嵩


怪人二十面相・伝 (小学館文庫)怪人二十面相・伝 (小学館文庫)
以前から読みたかったのだが、なぜか映画版を先に観てしまった。怪人二十面相こと遠藤平吉の物語、と思ったら、遠藤平吉が活躍するのは次巻になるらしい。映画版はかなり原典を逸脱してしまっていたのが、本書は原典に比較的忠実で、かつ明智と二十面相のキャラにコミカルな味付けがしてあって面白い。映画版の明智は・・・だったが、この明智は許せるww
読了日:03月17日 著者:北村 想


狐闇 (講談社文庫)狐闇 (講談社文庫)
シリーズキャラクター大集結の読みごたえある長編。なるほどこれが蓮杖那智シリーズの「双死神」の裏にある真相だったのか。「双死神」では謎めいたクールな印象があった陶子だったが、実は陶子の熱い闘いの真っ最中だったとは。とにかく、前段の陶子が罠にはめられていく緊張感ある展開から、中盤以降のシリーズキャラクターの集結、謎解きのスケールの大きさと、読後のカタルシスが半端ない。雅蘭堂・越名集治は出会っていなかったので、「孔雀狂想曲」は先に読んでおくべきだったorz
読了日:03月16日 著者:北森 鴻


新世界崩壊 (講談社ノベルス)新世界崩壊 (講談社ノベルス)
基本的な種明かしについては、たぶん読んでると皆だいたい想像がつくのだろうが、想像を遥かに上回る脱力系ネタには、もはや為す術もないwww ビバ!
読了日:03月10日 著者:倉阪 鬼一郎


未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか (中公新書ラクレ)未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか (中公新書ラクレ)
渋谷系ってなつかしいな、とか思いながら、実はレコード会社とレーベルとの関係をあまりよく理解出来ておらず、この本を読んでやっと分かった気がする。
読了日:03月08日 著者:津田 大介,牧村 憲一


放課後はミステリーとともに放課後はミステリーとともに
「謎解きはディナーの後で」でブレイクした東川篤哉。でも、本書の方が東川篤哉らしく、掛け値なしに面白いと思う。そう、「謎解きはディナーの後で」で足りなかったのは、おバカな主人公。そして霧ヶ峰涼はまごうことなき、愛すべきバカ。早く続きを読みたい。
読了日:03月05日 著者:東川 篤哉


GOSICKsIII―ゴシックエス・秋の花の思い出―GOSICKsIII―ゴシックエス・秋の花の思い出―
Gosickの短編集は、時間軸が本編から各短編を通じて連続しているので、番外編というよりも幕間という感じ。穏やかな各エピソードの後に、エピローグで一気に緊張感が増す。新作となる次の巻から、いよいよクライマックスに入っていくのだろうか。
読了日:03月02日 著者:桜庭 一樹


隻眼の少女隻眼の少女
久しぶりに読んだ麻耶雄嵩は、やはり麻耶雄嵩だった。ラストはやや甘口だけど。しかしこのカバーと帯の紹介はミスリードだよなwwツンデレってww
読了日:03月02日 著者:麻耶 雄嵩

読書メーター
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2011年03月27日

2月の読書記録

2月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2269ページ

時の地図 下 (ハヤカワ文庫 NV ハ 30-2)時の地図 下 (ハヤカワ文庫 NV ハ 30-2)
これはヤラレタ。伏線は最初から提示されていたのに、すっかり忘れていた。後半は主人公をウェルズに据えてのまさかの展開。ブラム・ストーカーとヘンリー・ジェイムズも絡んできて、胸熱。でも、コナン・ドイルの扱いが・・・。可哀そうだから、彼も仲間に入れてくださいww
読了日:02月26日 著者:フェリクス J.パルマ


イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
良書。本質を考えるということは、言うほど簡単なことではないが、この本はその糸口を分かり易く示してくれる。それでもやはり難しいことではあるが
読了日:02月22日 著者:安宅和人


時の地図 上 (ハヤカワ文庫 NV ハ 30-1)時の地図 上 (ハヤカワ文庫 NV ハ 30-1)
SFを読んでいるのか普通の(?)小説を読んでいるのか、どちらか分からない不思議な感覚。帯の「山田正紀氏絶賛」に納得。最初は、ウェルズや切り裂きジャックなど実在の人物が出てくるだけで興奮していたが、読んでいくうちに、SFと現実の狭間を行ったり来たりするストーリー展開に、幻惑されていった。
読了日:02月20日 著者:フェリクス J.パルマ


漂流 本から本へ漂流 本から本へ
書評による自伝。筒井氏が語る本はどれも魅力的で、全ての本を読みたくなる。昔筒井康隆の「SF教室」を読んで、当時入手出来なかった「宇宙の眼」を無茶苦茶読みたくなったことを思い出した。
読了日:02月19日 著者:筒井 康隆


折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)
米澤穂信がまたもや新境地を!、と思ったら、なんとデビュー前にインターネット上に公開していた作品のリライトだとのこと。どちらかというと日常の謎や、人間関係の機微から生じた謎を描く、渋めのストーリテラーだと思っていたのだが、そのバックグラウンドに本作のような真っ正面のフィクション指向があるとは。本当に底が知れない作者だ。米澤穂信からはますます目が離せなくなった。
読了日:02月13日 著者:米澤 穂信


空想オルガン空想オルガン
すでに変人が出揃ったためか、ギャグ成分は少なくなったが、そのかわり吹奏楽コンクールに挑む青春ストーリーに順当に移行して来た感じ(それでもハルタのお姉さんはギャグマンガ的にお約束過ぎるがwww)。草壁先生の過去が垣間見えて来て、クライマックスに向けた新たな伏線が張られたり(直前に呼んだ「悪の教典」のハスミンと似た設定に感じたのは気のせいだろう)、連作短編的な仕掛けもあって、面白かった。
読了日:02月06日 著者:初野 晴


サイモン・アークの事件簿〈1〉 (創元推理文庫)サイモン・アークの事件簿〈1〉 (創元推理文庫)
評判に聞いていたホックをようやく読むことが出来た。デビュー作であるシリーズ第一作「死者の村」の発端からのスピーディーな展開と、ミステリアスな雰囲気に引き込まれた。最近国産ミステリばかり読んでいて、海外ミステリは敬遠気味だったのだが、これはかなり面白かった。
読了日:02月04日 著者:エドワード・D. ホック

読書メーター
posted by はにはに丸 at 19:48| Comment(6) | TrackBack(0) | Books | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする